米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、銃を公然と持ち歩くことを禁じる同州の法律に対する異議を取り上げることに同意したとして、連邦最高裁を非難した。「ニューヨークの街は『OK牧場』ではない」からだという。クオモ氏はその例えを撤回したほうがいいかもしれない。全米でも特に厳しい銃規制を敷くニューヨークだが、OK牧場よりも「トゥームストーン」に近いように見える。8日午後5時頃、タイムズスクエアは大混乱に陥った。男が銃を乱射し、4歳の女児を含む3人が負傷。ロードアイランド州から2歳の娘と夫と共にやって来たウェンディ・マグリナットさん(23)は太ももを撃たれた。マグリナットさんはニューヨーク・ポストに対し、家族と店に入ろうと順番待ちをしていたところ、男たちの口論に気づき、銃撃が始まったと語った。新型コロナウイルス流行が収束する中、ニューヨーク市に観光客を呼び込むには次のようにPRできるだろう。母の日の週末にはタイムズスクエアを訪れよう。でも、あなたも撃たれるかもしれない。