米シェアオフィス大手ウィーワークのサンディープ・マスラニ最高経営責任者(CEO)は、最も仕事熱心な従業員を見分ける簡単な方法があると考えている。そういう従業員は、オフィスに戻りたがっているという。マスラニ氏は12日のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催のイベント「フューチャー・オブ・エブリシング・フェスティバル」に出席し、「会社と深く関わっている人は、(勤務日数の)少なくとも3分の2はオフィスに行きたがる」と発言。「関わり方がもっとも浅い人は、在宅勤務を非常に気に入っている」という。また、多くの従業員が新型コロナウイルス収束後は週に何日かは在宅勤務というハイブリッド型を希望しているものの、共同作業と効率化にはオフィスで過ごす時間が欠かせないと指摘。「人々は職場に来た方が幸せに感じる」と述べた。