イスラエル内閣は20日夜、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの停戦を承認した。イスラエル首相府が声明を発表した。声明によれば、内閣はエジプトが仲介した停戦合意の受け入れを可決。合意はイスラエルとハマスの間で結ばれる内容で、無条件での停戦となる。ハマス幹部のオサマ・ハムダン氏も停戦を認め、現地時間午前2時から開始されると述べた。イスラエル政府当局者もこれを確認した。これに先立ち、ジョー・バイデン米大統領とエジプトのアブデルファタハ・シシ大統領は同日、11日前に始まった衝突の終結に両国が取り組んでいると述べていた。