【サンクトペテルブルク】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は4日、今月予定されるジョー・バイデン米大統領との首脳会談では両国の関係改善を図ると述べるとともに、米政府がロシアの発展を阻止しようとしているとして非難した。  サンクトペテルブルクの国際経済フォーラムで演説したプーチン氏は、米国との間で「相違点は1つしかない」と述べ、米国には「われわれの発展を阻止しようとする欲求」があるとの見方を示した。さらに、ロシアと米国の関係改善に向けた解決策を見つける努力をすべきとの考えも示した。  スイスのジュネーブで16日に予定される首脳会談は両国間の緊張が高まる中で開かれる。