【ワシントン】ジョー・バイデン米大統領は9日、中国系の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」と対話アプリ「WeChat(ウィーチャット)」を標的とするトランプ政権時代の大統領令を取り消すとともに、外国発のアプリについて国家安全保障上の審査を義務付ける新たな命令に署名した。  ホワイトハウスの公表資料によると、バイデン氏の大統領令は商務省に対し、サプライチェーン(供給網)に関する新規則に基づき、外国の敵対勢力と関連するソフトウエアを精査し、「必要に応じて行動を取る」よう指示する内容となっている。