安心して「無気力になろう」と思えた
――日々のしんどさを感じたときのストレス解消法を教えてください!
マッサージに行って、リンパを流してもらうと体も頭もスッキリします。そのあとひたすら寝ます。
――『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』を読んで、共感した部分はありますか?
『毎日を生きる中で無気力になったのだとしたら、
それはたぶんあなたが持てる力のすべてを使ったということ』
『ありったけの力を使ったあとは新しい力を出すための時間が必要だから、立ち止まって考えることができるように無気力さがやってくる』
という言葉を読んで、そういう自分をダメと思わず、安心して無気力になろうと思えました。
自分の状態に気づくことが大切
――人に言えないつらさを抱えている、ダイヤモンド・オンラインの読者に対してメッセージをよろしくお願いします!
いろいろな実用書のイラストや漫画を描いているのですが、心理学、漢方、スピリチュアル、さまざまな先生方が共通して言っていることは、「自分の状態に気づくこと、気づける状態にしておくことが大事」ということ。
自分は今、つらいんだなしんどいんだな、ということをまずは気づけることが大事なんだと思います。
この本は、なんとなく不安になったり、落ち込んだりしたときに読むと、「このモヤモヤはあのせいかもしれない」と気づくきっかけになり、気持ちを落ち着かせることができるのではと思います。
イラストレーター/マンガ家
静岡県生まれ。コミックエッセイのほか、書籍や広告、雑誌などのイラスト、マンガを手がけている。著書に『マンガでわかる「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』『マンガでわかる「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』(ともにすばる舎)、『40歳になったことだし』(幻冬舎)、『今日も朝からたまご焼き』『独りでできるもん』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『あしたの、のぞみ』『えみこ、開運中!』(ともに日本文芸社)、『まんが 子どものいない私たちの生き方』(小学館)など多数。