特別買収目的会社(SPAC)とグリーン(環境重視)という2つのテーマは、新型コロナウイルス禍の投資ブームで最も注目を集めた。この2つが組み合わさった「グリーンSPAC」は最強コンビとして大きな利益を出していたが、ここにきて潮目が変わりつつある。  再生可能エネルギー、電気自動車(EV)など持続可能ビジネスとの合併をうたっているSPACは2020年3月以降、1200億ドル(約13兆2300億円)以上を調達した。  ここ何年もこうした投資戦略は利益をもたらしてきた。