第1位は、つい後回しにしてしまう「あの習慣」

 おそらく、多くの人は1日にたくさんのメールの返信をしているでしょう。

 ここで大事なのは、読んだらすぐに返信することです。

 残念な人は、一度読んだら「下書き」をして「一時保存」します

 そして、何度も読み返して、「相手に失礼じゃないか」「ちゃんと意図が伝わっているか」「言葉遣いがなっているか」と、推敲します。

 でも、考えてみてください。送ったメールがどう読まれるかは相手の問題です。意味がわからなかったら、相手は質問を返してくれるでしょう。あなた自身も、わからないことがあったら、下手に裏を読んだり、意味を考えたりするのではなく、「これはどういう意味ですか?」と聞けばいいんです。

 よって、残念な仕事の第1位は、「メールの文面の推敲」です。メールなんて、手紙でも作文でもありません。どんどん聞いたり、聞き返されたりして、テンポよく投げ合うようにしましょう。

ひろゆき
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。主な著書に、20万部を突破した『1%の努力』(ダイヤモンド社)がある。