現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、時代の寵児・ひろゆき氏。
24万部の大ヒットを記録している著書『1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。
第3位は、つい自分でやろうとする「あの行為」
資料を作るような場面は多いと思います。プレゼンのためだったり、説得するためだったり。先方から「企画書を送ってほしい」と言われることもあるでしょう。
こうしたとき、「テンプレート」を持っていない人は、最悪です。つまり、資料の「型」のことです。中には、「これまで一度も資料作成をしたことがないから…」と言い出す人もいます。
でも、考えてみてください。あなたの会社には、過去、同じような課題に取り組んだ人が絶対にいます。その人を見つけて、「今度、こういった打ち合わせをするんですけど、前にどんな資料を使いましたか?」と聞いてみてください。
そのときに、「よかったら、前の資料、送ってくれませんか?」と言って、もらうようにしてください。
残念な仕事をする人の第3位は、「毎回、ゼロから資料を作る」ということです。まったく意味がありません。過去のものを活用する姿勢を貫きましょう。
第2位は、ダラダラやっちゃう「あるクセ」
仕事の完成度を高めるときに、均等に毎日、手をつける人がいます。
たとえば、10日後に1万字の文章を書くとしましょう。このときに「よし、1日1000字を毎日書けば、1万字だ」と思ったとします。
しかし、多くの人は、最初の1000字を書いた次の日に、前日の1000字を読み返して、「違うな」「もっとこう書こう」と、手直しをしてしまいます。
そんなことが、10日間ダラダラと続いてしまうのです。結果的に、めちゃくちゃたくさんの時間がかかってしまいます。
逆に、仕事ができる人は、どうするでしょうか。
まず、1日目に「書けるだけ書く」ようにします。そして、5000字が書けたとします。すると、「じゃあ、あと1日あればいいから、あとは最終日にやるようにしよう」と考えて、その間の「8日間」を別の仕事に使います。つまり、いったん忘れてしまうのです。
仕事というのは、「もらったその日」と「締め切り直前」にやるべきものです。なぜなら、その期間にしか力が発揮できないからです。
よって、残念な仕事の第2位は、「毎日コツコツやること」です。