ひろゆきが語る「勉強が嫌いになる瞬間・ベスト1」ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、ひろゆき氏。
20万部を突破したベストセラー1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。

「締め切り」を作ろう

――勉強が苦手な社会人にどんなアドバイスをしますか?

ひろゆき氏:資格試験の勉強の場合、本番を申し込むことです。勉強してようが、そうでなかろうが、先にゴールを設定します。「締め切り」があれば、人は嫌でもやります。「来月に本番だな」と思うだけでも、それに向けて参考書を読んだり問題集を解いたり、逆算して勉強するようになります。

 そして一度は落ちることを体験してみてください。そうして何度も挑戦していると、少しずつ学びますから。

――「勉強好き、勉強嫌い」で差はつきますかね?

ひろゆき氏:「勉強好き」という人も、初めは絶対に勉強嫌いだったんですよ。それが、幼少の頃に運良く成功体験を持つことができると、「あれ、楽しいかも?」と思えて後天的に勉強好きになるんです。だから、いま勉強嫌いの人は、いったん「勉強は面白くない」という前提ではじめるしかないですよ。

「細かいこと」が勉強嫌いを生む

――勉強嫌いになるきっかけって何なんでしょうかね?

ひろゆき氏:たとえば、「漢字の書き順」ってありますよね。「右」という字と「左」という字では横の線と斜めの線の書き順が違うんです。学校だと、それを間違えると「バツ」が付けられるんです。

 そういう「細かくてどうでもいいこと」が勉強を嫌いにさせるんだと思います。だって、漢字なんて読めればいいんですから。同じように、英語の文法で「be動詞」を間違えていたとしても、相手に伝わればそれでいいじゃないですか。

 大事なのは、「漢字を書いて人に文章を読んでもらう」「英語を話して人とコミュニケーションをとる」ということです。それがうまくいくと、どんどん勉強が好きになりますよね。

 でも、そういった「役に立つこと」より「正しいこと」で判断されるから勉強嫌いになってもおかしくないんでしょうね。

――子どもの頃のそういった体験が影響するんですね……。

ひろゆき氏:しかも、そういった「細かいこと」ばかりを指摘する教師や大人は、「自分が正しいことをしている」という自覚があるから、とてもタチが悪いです。僕は「悪人」だと思いますよ。

 だから、大人になってからの勉強は、悪人から距離を置いて、「役に立つこと」を追求すればいいと思います。「細かいこと」は横に置いて、どんどん勉強していって、最後に時間が余ったら細かな知識を回収すればいいんです。

 勉強の初めから細かなことをいちいち指摘されると、絶対に嫌いになりますからね。勉強嫌いになる理由の1位だと思います。