ひろゆきが「日本の上級国民」について思うことひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、ひろゆき氏。
24万部を突破したベストセラー1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。

もっと「正義」で投票しよう

――ひろゆきさんは日本の政治についてコメントすることが多いですよね。どう見ていますか?

ひろゆき氏:日本の政治はすごく単純で、すべての出来事は「お金」で説明できるんですよね。

 政策を見ても、「GoToイート」も「GoToトラベル」も「オリンピック会場でお酒が飲めるかどうか」も、すべては政治家とお金が絡んでいるから起こるわけです。政治家が「これをやりたい」という意志はなく、お金が動いているからそれに合わせているだけです。つまり、「思想」がない社会なんです。

――それを見て、どう思いますか?

ひろゆき氏:正義がお金に負けているんですが、それで果たしてよいのかと思わざるを得ないですよね。

 だからこそ、国民は、投票するときに正義を判断基準にしてほしいです。ぶっちゃけた話、投票したって国民は1円もお金もらえませんからね。だからこそ、自分の正義をもとにして慎重に投票しないといけないですよね。

「上級国民」は刑務所に行かない

ひろゆき氏:「上級国民」というワードがよく聞かれますけど、政治にコネのある理事長が犯罪してもすぐに釈放されるようなことが現実に起きています。強姦を繰り返している大学生も逮捕されましたが、実家が土建業を営む大富豪であるためか、不起訴となりました。

 また、最近では池袋での暴走事故が有名ですが、この先の判決が待たれていますよね。同じようなケースで、80代で人を跳ねたバス運転手がいましたが、その人は逮捕されました。なのに、池袋の事故のときはなぜか逮捕されなかったんです。

 というように、偉い人の犯罪は、なぜか不起訴になることが多いんです。上級国民は刑務所に行かないんですよね。その一方で、叩き上げの経営者のような人や、成り上がりのIT起業家はあっさり逮捕されてしまいます。まさに士農工商の考え方が残っている感じがしますよ。

――世界と比べても異常なんですかね?

ひろゆき氏:少し前に韓国の大統領が逮捕されたことがありましたけど、いくら偉い人でも悪い人は逮捕されるべきですよね。一方で、日本では、安倍元総理の「桜を見る会」の問題も、略式起訴で終わりました。

 ヨーロッパは階級社会だと言われますけど、どうも日本のほうが階級があるように見えて仕方がないんですよね。現実に、「ある一定の条件を満たしている人がなぜか逮捕されない」という実例がたくさんあるわけです。これから、もっと注目される問題だと思いますよ。国民のみなさんの正義感が問われますよね。