株式投資よりアパート1棟経営がFIRE(経済的自立と早期退職)への近道!
不動産投資を始めて5年、アパート7棟を保有、資産7億5000万円を築いた。目標は、40歳までに資産100億円を築くこと。経済が疲弊した愛着のある地元を自分の力で再生する資金作りのためだ。現在、年間家賃収入7000万円、年間キャッシュフロー(手元に残るお金)2000万円を得ている『元証券ウーマンが不動産投資で7億円』の著者が、知識ゼロから不動産投資で安定的に資産を増やせる方法を徹底指南する。

【不動産投資こそFIREへの近道】2億4000万円の価値がある物件を2億円で購入!(5棟目・6棟目)Photo: Adobe Stock

優良物件ほど早く手をつけないと
他の購入希望者に先を越されてしまう

2017年 5棟目購入 所在地:東京都某区(最寄り駅から徒歩10分)
物件:築22年 重量鉄骨造アパート(1K・5室) 価格:4500万円
家賃:6万円前後 利回り:8% 金利:1.2%(信用金庫)
自己資金:300万円 返済期間:35年

結婚して間もなく、愛知から東京に転勤することになった夫と一緒に上京し、はじめて都内に買ったのが、この物件です。

家賃6万円前後の全5室の小さなアパートですが、最寄り駅から徒歩10分で、周辺環境もよいため、なかなか空きが出ない優良物件です。

東京の不動産会社から好条件の物件を案内され、特にマイナス要素がなかったので、即決しました。

2017年 6棟目購入 所在地:愛知県某市(最寄り駅から徒歩3分)
物件:築19年 鉄筋コンクリート造アパート(3LDK・16室)
価格:2億円 家賃:8~10万円 利回り:8%
金利:0.55%(都市銀行)自己資金:2000万円 返済期間:30年

6棟目は一番の高額物件となりましたが、物件価格2億円に対して、積算価格(土地・建物の担保価値)が2億4000万円。

つまり、「2億4000万円の価値がある物件が2億円で買える」という、めったにない好条件の1棟アパートでした。

最寄り駅から徒歩3分で家賃8万~10万円、全16室。

私が所有している物件で唯一のファミリー向けですが、駅近で周辺環境も申し分なかったので即決しました。

不動産会社から物件案内が届いた翌週には東京から愛知の現地へ下見に行き、その日のうちに「購入申込書」(買付証明書)を提出しました。

物件案内を見てよいと思っても、現地を下見したら実はよくなかったということもあります。

一方、きちんと下見して現物と周辺環境に問題がなければ、とにかく早く手をつけないと、他の購入希望者に先を越されてしまいますから要注意です。

八木エミリー(やぎ・えみりー)
1989年愛知県生まれ。2013年大学卒業後、野村證券入社。配属された東海地方で新人にして営業成績トップとなり、社内最年少でセミナー講師に抜擢される。出身地の経済が疲弊し、将来的に自分の手で地域活性化をするという大きな目標を掲げ、その資金獲得のため不動産投資をはじめる。40歳までに資産100億円を築き、財団を設立して地元を活性化するのが目標。2015年、26歳で1棟目となる中古1棟アパートを購入。その後も1棟買いを続け、入社4年目に退社。現在は7棟68室(総資産7億5000万円)のオーナーとして、年間家賃収入7000万円、年間2000万円のキャッシュフロー(手元に残るお金)を得ている。2021年夏に有料メルマガ「お金ビギナーのためのマネ活部」をスタート予定。お問い合わせ等は、こちらのアドレスまで(info-emily@diamond.co.jp)。