映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏が米動画配信サービス大手ネットフリックス向けに新作を製作することで合意した。ネットフリックスがウォルト・ディズニーやアマゾン・ドット・コムなど潤沢な資金を持つ他社と競争する上で、スピルバーグ氏との複数年契約は大きなプラスになりそうだ。ネットフリックスとスピルバーグ氏の映画製作会社アンブリン・パートナーズが発表した契約によると、アンブリンは契約期間中にネットフリックス向けに複数の新作を製作する。ネットフリックスとの契約は、コムキャスト傘下ユニバーサル・ピクチャーズと同氏の長期的関係に影響を及ぼすことはない。潤沢な映画製作数を誇るネットフリックスは、スピルバーグ監督との契約で製作本数を一段と強化できる。ネットフリックスは今年、映画60本を製作する見込み。