【米オハイオ州ウォルブリッジ】太陽光パネルは、気候変動対策に欠かせない要素だが、米国ではほとんど製造されていない。政府から補助金を支給された中国メーカーが市場を支配しているためだ。  米アリゾナ州テンピに本社を置くファースト・ソーラーは、この現状を変えようとしている。同社はオハイオ州に6億8000万ドル(約754億円)でパネル工場を新設することを決めた。米政府が支援してくれるとの確信からだ。