米疾病対策センター(CDC)の予防接種諮問委員会(ACIP)は23日、米製薬大手モデルナや同ファイザーとドイツの医薬ベンチャーが開発した「メッセンジャーRNA(mRNA)」型コロナワクチンについて、若年層に見られる心筋炎の発症と「関連している可能性」があると明らかにした。ただし、発症はまれで、ほとんどの患者はすぐに症状が改善するとも指摘している。  ACIPはCDC外部の小児科医や感染症専門医などで構成されており、mRNAワクチンによってまれに引き起こされる深刻な心筋炎やその他の問題について議論している。