米マイクロソフトは24日、新基本ソフト(OS)「Windows(ウィンドウズ)11」を発表した。パソコン(PC)市場で圧倒的な存在感を示してきたOSをスマートフォンやタブレット端末のアプリ利用が広がる時代に対応させた。ウィンドウズの刷新は約6年ぶり。外観のデザイン変更は限定的な一方、米グーグルの携帯端末向けOS「アンドロイド」をはじめとする競合他社のプラットフォームなどを包括したコンピューターの世界における新たな位置づけが意識された。新ウィンドウズの特徴の1つが、アマゾン・ドット・コムとの連携によるアプリストア。さらに、スマートフォンで慣れ親しんだ簡単なインターフェースでPCを使えるようにした。