米債利回りの低下なぜ続く? 短期金利にも波及Photo:Samuel Corum/gettyimages

 米債券市場は8日も買いが優勢となり、指標銘柄の10年債利回りは1.3%の水準を割り込んだ。一方で、短期債利回りも切り下がっており、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測がトレーダーの間で後退していることを示唆している。

 米東部時間同日午後3時時点で、米10年債利回りは1.287%と、前日の1.321%から低下。1週間前は1.479%だった。