ホワイトハウスが銃器を使った暴力への対応強化を模索する中、ジョー・バイデン大統領はニューヨーク市長選挙の民主党予備選を制したエリック・アダムズ氏や法執行当局者らと協議を行う。ニューヨーク市警(NYPD)の元警官で先週の予備選を制したアダムズ氏は、治安対策を選挙戦の中核に掲げた。一方のバイデン政権は新型コロナ感染拡大を経て経済活動が再開する中、多くの都市で見られる犯罪増加への対応策を検討している。ホワイトハウスは、12日に行われる協議にはメリック・ガーランド司法長官らも参加すると明らかにした。また、アダムズ氏はブルックリン地区の区長として参加するという。ニューヨーク市では民主党の支持者が共和党支持者を6対1の割合で上回っていることもあり、アダムズ氏は共和党候補のカーティス・スリワ氏と争う市長選で大幅な優位に立っている。
バイデン氏とNY市長選民主候補が協議へ、銃規制巡り
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