米国防総省はアフガニスタン人の通訳など数千人を対象に、バージニア州東部にある米軍基地内で一時的に住居を提供すると明らかにした。米軍に協力したことで反政府武装勢力タリバンから報復される可能性がある個人を保護する米政府の取り組みの一環だ。国務省のネッド・プライス報道官によれば当初は700人の通訳者とその家族を含む約2500人がアフガニスタンからフォート・リー陸軍基地に輸送される。その後は米国内での滞在を認める特別な移民ビザ(査証)が発給されるまで、基地内で短期的な住居が提供されるという。プライス氏はまた、ビザを申請する次のグループとしてさらに4000人の通訳とその家族が検討されているとした。国防総省のジョン・カービー報道官は19日、同省が住宅や食料に加えて必要であれば医療ケアや宗教施設も準備すると明らかにしている。
米軍協力のアフガン通訳ら、バージニア州基地に滞在へ
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