米インテルは4年以内に半導体テクノロジーで覇権を握ることを目指している。だが、ある主要な尺度で見ると、現状は業界トップの座から転落している。  4-6月期(第2四半期)の売上高で比較すると、韓国サムスン電子がインテルを上回り、世界一の半導体メーカーとなった。中核事業の見通しがそれぞれ異なることを踏まえれば、そのような位置づけは近い将来変わりそうもないと、業界アナリストは口をそろえる。  メモリーチップに特化しているサムスンの半導体部門の4-6月期売上高は、22兆7400億ウォン(約2兆1600億円)。