レイチェル・カーテンさん(30)は、今では冗談のネタになっていると自身も認めることをきっかけに、ソーシャルメディアに関わる仕事を始めた。インターンだ。ブランド企業がオンラインで炎上したときに言われる定番のジョークが、「これはインターンがツイートしたのか?」だとカーテンさんは話す。カリフォルニア州サンタモニカ在住のカーテンさんは、2013年に食材配達のスタートアップ企業プレーテッドでソーシャルメディアの運用を始め、会社を説得してインターンから正社員に切り替えてもらった。ソーシャルメディアは当時まだ新しい分野だったため、指導を請える人がほとんどいなかった。そのため、メガネブランドのワービーパーカーや美容製品のサブスクリプション(定額課金)サービスを手掛けるバーチボックスなどの米新興企業のアカウント運用者にコンタクトを取り、会って話すことで仕事の腕を磨いていった。