米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは4-6月期(第2四半期)の乗客数が昨年の新型コロナウイルス感染拡大時の最低水準から大幅に回復した。料理宅配事業はレストランでの飲食が上向く中でも堅調な兆候を示した。4日発表した4-6月期決算で、調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)は5億0900万ドルの赤字と、前年同期(8億3700万ドルの赤字)に比べ赤字が縮小した。ただ、市場予想(3億2200万ドルの赤字)よりも赤字幅が大きかった。不足するドライバーを確保するために奨励金を支払い、これが乗車料金を押し上げた。7-9月期(第3四半期)は調整後EBITDAの赤字が1億ドル未満に縮小するとみており、10-12月期(第4四半期)には黒字化するとの見通しを維持するとした。
ウーバー、4-6月期はグロスブッキングが過去最高
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