新型コロナウイルスワクチン未接種者は、接種を完了した人に比べて2倍以上も再感染しやすいことが、新たな研究から分かった。ウイルス封じ込めでワクチン接種の重要性が改めて浮き彫りになった。米疾病対策センター(CDC)が6日、論文を公表した。研究では2020年にコロナに感染し、2021年5月~6月に検査で再び陽性反応が出たケンタッキー州の患者250人近くを調べた。論文の著者らはこれらの患者と、2020年に感染したものの、2021年6月まで再感染しなかった約500人とワクチンの接種状況を比較した。その結果、ワクチン未接種者は接種完了者と比べて2.34倍も再感染のリスクが高いことが分かったという。