カナダは13日、政府職員約30万人に対し、新型コロナウイルスワクチンの接種を義務化することを明らかにした。連邦の管理下にある空運、海運、鉄道の各セクターの従業員にもコロナワクチンの接種を義務付ける方針を示した。同国は民間航空機、州間鉄道、クルーズ船に搭乗する旅客にも、出発前のワクチン接種を義務付ける。当局者は航空、鉄道、海運の各業界の企業に対し、10月末までにワクチンを義務化したい考え。カナダのコロナワクチン接種率は先進国の中で最も高い。承認済みワクチンを2回接種した人は人口の63%を占めている。