「仕事運」「金運」「恋愛運」「健康運」アップ!「21のご利益」の組み合わせからあなたの願いが叶う神様が必ず見つかる! 八百万(やおよろず)の神様から100項目にわたって紹介。古代から現代まで、めちゃくちゃ力のある神様が登場しますが、最強クラスの神様たちなので、ご利益も多種多様。あなたにピッタリな神様を見つけていただくためにも、新刊『最強の神様100』から紹介いたします。さぁ、本を開けば、あなたが気になる神様、それが今、必要としている神様かもしれません。

あなたの願いを叶える神様の見つけ方Photo: Adobe Stock

あなたに力を貸してくれる神様は必ずいる!!

「最強の神様、教えて!」
「開運、もちろんしたい」
「どんどん願いを叶えて人生を充実させたい」
「最近、神社とか神様にハマっていて、もっと知りたい」

 そんな興味や関心をお持ちかもしれません。同時に、

「神様のことはよくわからない。名前も覚えられないし」
「神社に行っても、そんなにいいことは起こっていない」
「本当の願いを祈るのは気が引ける。どうせ無理だし」
「たくさん神社に参拝したけれど、何も変わらない」

 など不満や課題もあるかもしれませんね。もしそうなら、本書はきっとお役に立てます。

・あなたに力を貸してくれる神様はどなたか?
・どんなときに、どうしたら力を貸してくれるのか?

 本書『最強の神様100』は明確な答えをあなたに提示できるでしょう。

 私は大学院生のとき、初めて自分で神頼みをしました。当時の私は、文系出身であるにもかかわらず、会社を辞めて27歳で理系の大学院に進学しました。周りの会話は当然ながら意味不明。さらに無謀にも博士後期課程に進学したら、他の同級生は修士論文A判定なのに、私はB判定でした。

「このままじゃ失敗する。これはやばいぞ」

 博士になって研究職に就ける可能性は25%程度。博士を目指す大学院生の現実です。

 私は願いがすでに叶ったかのように、紙に書きました。

「博士号を3年で取れました!」
「大学か大手メーカーの常勤職に就職できました!」
「学会で表彰されました!」

 そして、近所の神社に参拝するようになりました。それまで初詣に大手の神社へ行くだけでしたが、なにせ追い詰められています。紙に願いを書くだけではなく、その願いを神様に伝えたくなったのですね。

「もし何とかできるなら、神様、何とかして!」

 周りが知ったら、痛いやつと思ったかもしれません。しかし、そんな2年半を過ごしたら、願いは全部叶ってしまった! 自分でも驚いたし、実力だけでは説明できない結果でした。

 たとえば、内定が決まった大手メーカーの研究所は、東大の博士が就職するような難関企業。しかし、「他に受ける人がいなかった」ため、就職できました。研究所の採用は研究テーマごとの募集で、どれもハイレベルな競争ですが、私の受験した研究テーマは他に誰も受ける人がいなかった。結果、あっさり採用されたのです。「そんなうまい話ってあるのか!?」と、ラッキーに感謝するより、首をひねる思いでした。

 願いを紙に書き、近所の神社で神様にその願いを伝えていたら、ラッキーが起こった。これは「神様のはたらき」ってやつなんじゃなかろうか。

(神様が本当にいるなら、すごいことだぞ)

 大手メーカーの研究所に就職し、プロの科学者としてのキャリアが始まったと同時に、私は密かに神様研究もスタートさせました。秘密の研究です!