ウィーワークやインダストリアスといった米シェアオフィス大手の売り上げが今年の夏は好調だ。コロナ禍をきっかけに激変したワークスペース事情に頭を悩ませている米国企業が、柔軟かつ短期的な解決策を求めていることが背景にある。
ハイテク分野をはじめとする多くの企業が、少数のホットデスクから5万平方フィート(約4645平方メートル)以上までさまざまな規模で、最短1カ月からシェアオフィスを利用している。会社がコロナ前のオフィス形態に従業員を復帰させるのに安全なタイミングを見極めるのを待つ間、会社の費用負担で利用する個人も多い。