米国防総省は25日、アフガニスタンからの撤退期限である今月31日まで残り数日間の米軍兵士の任務について、両国の国民の退避作業から、残る5400人の米軍兵士や重要な軍装備品の撤収に移行すると明らかにした。  同省は、米国と同盟国がカブール国際空港から退避するにあたり、今後数日は兵士と軍装備品を優先する一方で、作戦が完了するまでにアフガン国民を退避させることを約束すると述べた。ただし、作戦がいつ完了するかや米軍が最終的な撤収をいつ開始するかについては言及しなかった。  こうした変化の兆しとして、国防総省は同日、トルコ軍兵士がアフガンからの退避を開始したと発表した。