米携帯電話サービス大手TモバイルUSのシステムに不正侵入したハッカーの男は、同社のセキュリティーがあまりにもずさんだったため、5000万人超の個人情報に簡単にアクセスすることができたと話した。トルコ在住の米国人ジョン・ビンズ氏(21)はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、Tモバイルにハッカー攻撃を仕掛けたのは自分だと明かした。ビンズ氏は、ハッキング事件の詳細が広く知られる前に詳細が記されたメッセージングアプリ「テレグラム」のアカウントから、WSJの取材に応じた。Tモバイルは今月、過去2年で3度目となる大規模な顧客情報流出を明らかにした。同社によると、今回の攻撃では現時点で5400万人超の個人情報が盗まれたことが分かっている。Tモバイルの携帯電話サービスは9000万人が利用している。
Tモバイルのハッカー、5千万人情報盗んだ手口
21歳の男、同社のセキュリティーは「ずさん」と指摘
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