アフガニスタンの首都カブールの空港周辺に27日、国外に脱出しようとするアフガン国民が再び詰めかけた。当地では前日の自爆テロで多数の死傷者が出ている。米国と同盟国は退避便の運航を急ピッチで進めている。米兵13人が死亡した26日のテロには、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。ある保健当局者によると、アフガン人の死者数は200人近くに増えた。カブール中心部のワジル・アクバル・カーン病院だけでも、同病院によると145人の遺体が搬送された。米国防総省は27日、関与した自爆テロ犯は1人だったと明らかにした。同省関係者によると、発砲もあったという。米当局者らは前日、2人の自爆テロ犯がいたと語っていた。
カブール空港に群衆戻る 米は連続テロを警戒
有料会員限定
あなたにおすすめ