中国が台湾への強硬姿勢を強める現状を受けて、日本の指導者たちが公然と紛争の可能性に備えようとしている。日本の態度に変化が生じたことで、米軍との協力関係がさらに緊密化する可能性がある。日本の政府高官は通常、中国政府の怒りを招かないように用心している。しかしこのところ、自国の平和憲法を差し置いて、危機への備えと台湾支持について政府高官が相次いで公に発言している。米国と同じく日本も台湾とは正式な国交がない。しかし今月27日には日本と台湾の与党議員がオンラインで異例の会談を行い、海難救助での協力の可能性を含めた関係強化の方策を議論した。麻生太郎副総理は最近、支援者を前に演説を行い、中国が台湾に侵攻した場合、日本と米国は一緒に台湾を防衛するべきだと述べた。