ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが30日発表した5-7月期(第2四半期)決算は、新型コロナウイルス感染拡大で広がったビデオ会議サービスの需要が強く、売上高が10億ドルを上回った。純利益は3億1700万ドル(前年同期は1億8600万ドル)、売上高は10億2000万ドル(同6億6350万ドル)。いずれも同社の予想や、ファクトセットがまとめたアナリスト予想を上回った。ズームは2022年1月期の業績見通しを上方修正し、売上高は40億1000万~40億2000万ドル(従来予想は39億8000万~39億9000万ドル)、調整後1株利益は4.75~4.79ドル(同4.56~4.61ドル)と見込んでいる。