数万人のアフガニスタン難民がほぼ着の身着のまま、移民としての地位も不明な状態で米国に到着すると予想される中、全米各地の再定住支援機関が受け入れ準備に追われている。国務省から難民への住宅、雇用、その他の社会福祉サービスの仲立ちを請け負った9つのNPO(非営利組織)は、アフガン人の再定住に向けて職員の採用、ボランティアの募集、資金の獲得を急いでいる。これらNPOの幹部によると、政府は受け入れる難民の正確な数も、到着時期も明らかにしていない。この再定住化プロジェクトの調整役である国土安全保障省はコメントに応じなかった。アフガン難民の再定住化に関わる省庁機関の指導部は29日、アレハンドロ・マヨルカス国土安全保障長官と電話会議を開いた。参加した2人の関係者によると、マヨルカス長官は協力を約束したものの、主に提起された問題に耳を傾けていた。
米の再定住支援団体、アフガン難民受け入れ準備に奔走
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