米アップルは血圧上昇を通知するツールや妊活に役立つ体温計など、健康関連の新機能をスマートウオッチ「アップルウオッチ」に追加する考えだ。計画を知る関係者の話と社内資料で明らかになった。それによると、妊活機能の搭載は早ければ来年になる見通しで、併せて不整脈モニタリング機能や睡眠パターンの測定方法も改良する可能性がある。アナリストによれば、第7世代アップルウオッチは近く発売予定とみられているものの、健康関連機能の大幅改良の大半は来年以降となる見通しだ。社内資料や一部関係者によると、アップルは来年以降に発売するスマートウオッチで、睡眠時無呼吸症候群を検知したり、血中酸素濃度の低下を感知した場合に医療上の指示を表示したり、いずれは糖尿病の兆候を発見することも可能にしたいと考えている。