米国の部隊は8月30日、アフガニスタンのカブール空港を去る前に、100台近い戦闘車両と数十機の航空機を破壊、あるいは使用不能にした。タリバンが米軍の装備品を使うことを防ぐ最後の手段だった。  しかし、米軍がアフガンから完全撤退した今、国防当局者や議員、武器の流れを追跡する専門家らは、残された大量の武器や車両、航空機について、この先どうなるのか、まだ使用可能なのか、そしてタリバンや武器密輸業者に使われる可能性があるのか、注意深く見守っている。