メリック・ガーランド米司法長官は6日、バイデン政権はほぼすべての中絶を禁じたテキサス州の新たな法律への対抗策を検討する一方、司法省はテキサス州で人工中絶を求める人に対する暴力や脅迫を容認しないと述べた。最高裁は1日に同法の施行を認めたが、その合憲性については判断を示していない。ガーランド氏は中絶クリニックの患者や従業員に対する暴力や脅迫を禁じた別の連邦法に基づき、司法省として「性と生殖に関する医療サービスを受けたり提供したりする人たちを保護し続ける」とした。同氏はまた、米政府当局者らはこの連邦法を施行する方法について協議するため、連邦検事やテキサスの連邦捜査局(FBI)と連絡を取っていると述べた。
米テキサス州の中絶禁止法、司法省が対抗策を検討
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