米防衛大手のノースロップ・グラマンとロッキード・マーチンは、宇宙船の燃料補給を手掛ける新興企業に投資した。航空宇宙業界による宇宙関連サービスへの投資が進んでいる。サンフランシスコに本拠を置くオービット・ファブの共同創業者ジェレミー・シール氏によると、両社は1000万ドル(約11億円)を超える規模の資金調達ラウンドに参加した。オービット・ファブは来年にも2基の燃料補給シャトルを打ち上げる計画だという。ノースロップとロッキードは投資額を明らかにしなかった。オービット・ファブは現時点で1700万ドルを調達したと述べた。政府機関や民間企業はここ数年、通信やナビゲーションシステムなどのために多数の衛星を打ち上げている。さらに打ち上げが続く見通しで、こうしたことから宇宙船向けサービスが有望視されている。
ノースロップとロッキード、宇宙船燃料補給の新興企業に投資
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