新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって1年半が過ぎたが、米国の会社員の多くはいまもオフィスに戻っていない。しかし、新型コロナ流行の早い段階からオフィスで働いている人もかなりの数に上り、彼らの経験は、これからオフィスに復帰する人々を待ち受ける状況を知る上で重要だ。  一部の労働者は、職種に伴う必要性からオフィスに復帰した。他の人々は、テレワークでは企業文化が損なわれるという経営幹部の懸念が要因となり復帰した。また、最初からオフィスを離れなかった人もいる。