ジョー・バイデン米大統領は15日、トランプ前政権の退陣直前に中国側カウンターパートと連絡を取り、緊張緩和を試みていたと報じられたマーク・ミリー統合参謀本部議長について、「絶大な信頼」を寄せていると述べた。共和党は報道を受け、ミリー氏の解任を求めている。米紙ワシントン・ポストの記者2人は発表予定の著作で、ミリー氏が中国側に連絡し、米国は攻撃に出ないと保証したことに言及。この著書に関するメディアの報道を受けて、一部の共和党議員らはミリー氏を激しく非難している。また著書に関する報道によれば、ミリー氏は米国が攻撃すると判断した場合は事前に連絡すると中国人民解放軍統合参謀部の李作成参謀長に伝えていた。