米カリフォルニア州で14日行われたギャビン・ニューサム知事(民主党)のリコール(解職)を問う住民投票では、反対票が圧倒的多数となり、同知事の続投が決まった。このことは、来年の中間選挙と今年のバージニア州知事選挙に向け、他の民主党政治家に支持基盤を固めるためのモデルを提供するかもしれない。民主党はこうした選挙を前に、ジョー・バイデン大統領の支持率低下や、新型コロナウイルスの新たな感染拡大といった難題に直面している。  リコール投票はそれ自体があまり例のないもので、その上、カリフォルニア州は民主党が極めて強い州だ。