ドージコイン(dogecoin)という名前の権利をめぐってドッグファイト(乱闘)が勃発している。  ドージコインは暗号資産(仮想通貨)への風刺を込めた仮想通貨として知られる。2013年にインターネット上に出回ったつづりをよく間違える柴犬のミーム(はやりネタ)が由来で、ジョークとしてわずか数時間で作られた。その間違いを生かして「dog」ではなく「doge」となった。  値打ちがないはずのドージコインは今年、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の後押しもあり、暗号資産のスターダムにのし上がった。