【サンディエゴ】米国での銃器の新規購入者のうち、半数近くを女性が占めていることが調査で明らかになった。長らく男性が圧倒的だった市場に変化が生じていることが示された。  ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院のデボラ・アズラエル氏とノースイースタン大学のマシュー・ミラー氏が中心となり実施した全米調査の中間報告によると、2019年1月から今年4月末の期間に新たに銃の所有者となった女性は推定で350万人に達した。男性は同時期に約400万人だった。  過去のさまざまな調査では、米国の銃所有者のうち女性が占める割合は約10~20%程度とされてきた。