米オンラインメディア、バズフィードのジョナ・ペレッティ最高経営責任者(CEO)は2018年秋、フェイスブックの幹部にメールを送った。各メディアが発信するコンテンツの中で最もあつれきを生むものがフェイスブック上で拡散しており、そうした内容がネット上でさらに増える誘因を生んでいると主張した。ペレッティ氏は「21 Things That Almost All White People are Guilty of Saying(白人がつい言ってしまう21のフレーズ」と題するバズフィードの投稿が大きな反響を得たことについて、フェイスブック上で1万3000件のシェアと1万6000件のコメントを獲得したが、その多くはバズフィードがこれを作成したことを責め立てたり、人種について言い争ったりするものだったと指摘。同社が作成する他のコンテンツは、ニュース動画でもセルフケアや動物に関する記事でも反響を呼ぶのは容易でないと述べた。
FBアルゴリズム変更、怒り増幅の副作用
内部文書によると、ザッカーバーグCEOは修正案に難色を示していた
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