――筆者のTaly Reich氏はイエール大学経営大学院の准教授、Sam J. Maglio氏はトロント大学ロトマン経営大学院の准教授 ***  ジョークが不発だったとき、ジョークを言った人の印象は悪くなるだろうか。それは、その人が「ブラッド」なのか「ブレンダ」なのかによって大きく異なる。  ユーモアは雰囲気を明るくし、警戒心をなくし、グループの結束力を高めるものだ。だがリスクはつきもので、ジョークでしくじり、職を失うこともある。ギャグが失言になってしまえば、最低でも批判を受ける。  だが、ジョークが失敗に終わった場合の結果は男女平等ではない。