韓国を舞台にしたドラマ「イカゲーム」は米ネットフリックスが配信し、世界90カ国以上で視聴ランキング1位を記録した。だが、絶賛の声が聞こえてこない国がある。北朝鮮だ。北朝鮮の対外宣伝サイト「アリラン・メアリ」は12日、イカゲームに対する世界の反応について記事を掲載。「ジャングルのおきて」が支配する「冷酷な韓国社会の悲しい現実」を浮き彫りにしたドラマに視聴者は引き付けられているとした。記事では、イカゲームが人気を集めたのは「韓国の資本主義文化の現実を暴いたため」と解説。ドラマは「金だけが重要な世界」の「地獄のような恐怖」を描いているという。イカゲームは、金に困った大人たちが賞金と生き残りをかけて韓国の伝統的な子どもの遊びを行うという設定だ。脱北者によると、ドラマに登場するゲームは北朝鮮では一般的でない。
「イカゲーム」、世界的人気も北朝鮮は酷評
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