今年のホリデーシーズンを前にして、最も困難なタスクの一つは、子供たちに「プレイステーション5(PS5)」を買ってあげることだ。ソニーは旺盛な需要を歓迎すべきだが、半導体が不足しているということは、売りたい数量を販売できないということでもある。これは短期的に売上高に打撃となる可能性があるものの、多角的なエンターテインメント企業に生まれ変わるというソニーの長期戦略が損なわれることはない。ソニーは28日、7-9月期のPS5販売台数が330万台となり、昨年11月の発売以降、累計販売台数が1340万台に達したと発表した。先代機の発売後の同期間とほぼ同じペースだが、部品不足がなければ、おそらくもっと多く販売できたはずだ。部品不足は来年まで続く公算が大きい。
プレステ5が買えない? 代わりにソニー株を
半導体不足は一時的な問題、エンターテインメント帝国は長期的に有望
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