海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「カンボジア旅の最新事情」です。2020年は新型コロナ感染者数、死亡者数ともに低く抑えていましたが、2021年に入ってから感染者数が急激に増え、6月には初めて1日の感染者数が1000人を超えたカンボジア。ワクチン接種が進んだこともあり、10月に入ってからは、状況は落ち着いてきています。2021年11月現在の情報をお伝えします。(地球の歩き方書籍編集部)
国内の状況と入国規制措置
〈感染者数は減少傾向、ワクチン接種が進む〉
2021年11月2日のカンボジア保健省の発表では、新規感染者数は89人で、そのうち4人は海外から持ち込まれた症例でした。カンボジア国内における累計の感染者数は11万8702人、死者2800人、治癒者は11万5017人となっています。今年2月からは大規模な集団感染など感染拡大が続いており、ピーク時は1日の感染者数が1000人を超えた日もありましたが、現在は感染者数も減少傾向にあり、状況は落ちついてきています。