クアラルンプール郊外にあるヒンドゥー教の聖地「バトゥ洞窟」クアラルンプール郊外にあるヒンドゥー教の聖地「バトゥ洞窟」

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「クアラルンプール旅の最新事情」です。マレーシアではワクチン接種率が成人の90%を達成。コロナと共生しながら、少しずつ日常を取り戻しつつあります。規定回数のワクチン接種完了者はデジタルワクチン証明書を提示することで、店内での飲食や映画など娯楽施設の利用、衣料品店・本屋・文具店・スポーツ用品店などでの買い物ができます。9月にはクアラルンプール首都圏内で移動が可能となり、10月11日からは州・地区をまたぐ移動や全州における観光活動を許可されました。海外からマレーシアへ入国する場合には、10月4日以降、海外でワクチン接種をして取得した「ワクチン接種証明」を、マレーシアのコロナ追跡アプリ経由で直接反映させることが可能です。1日あたりの新規感染者数も8月下旬には約2万5000人まで増えましたが、10月10日現在、7373人と減少傾向にあります。(地球の歩き方 クアラルンプール特派員 逗子 マリナ)

クアラルンプール首都圏内の移動制限解除で賑わうKLCC公園

 クアラルンプールのランドマークともいえるペトロナス・ツイン・タワー(Petronas Twin Towers)と市民の憩いの場KLCC公園。ロックダウン期間中は州や地区をまたぐ移動が許可されておらず、クアラルンプール在住者のみが健康維持のため限られたエリアを歩くことのみ許可されていました。