なぜ、「でも」「だって」「どうせ」を
使ってはいけないのか?
この三つの言葉を話し始めで言わないようにするチャレンジを、ちょっとずつ練習しましょう。1日ほんの数回からでもいいのでとりあえず始めてください。
実際、「でも」「だって」「どうせ」を言わないように、と思うだけで結構つらい人は多いはずです。しかし、これを使わずに会話をするといろいろ目に見えて変わります。
大げさに言えば「人生が大きく変わります」。
理由は簡単。この三つの言葉は、全部“否定”。
すべてを打ち消してしまうという共通項があるので、開始からの否定を1回止めてみる、という会話スタンスの改革が行われるからです。
今「人生が大きく変わります」と言われたとき、あなたはこんなふうに考えませんでしたか?
「どうせ、私にはできっこないし……」
人生変えたい! とこの連載を読んでいるのに、その言葉が出てきた瞬間に、これから私が述べようとしていることが、全否定になってしまいます。
やってみようという気力もごっそり落ちているし、どれだけ私が説明しても、頭が「できっこない」と受け入れ態勢ゼロになってしまっています。せっかくここまで読んだのにひたすらお金と時間と体力の無駄です。もったいない。
「でも」幸せになりたい! 生きやすくなりたい! ってまだ思えるなら、その否定はOKです。ちょっとだけ読み進めてください。