テスラ株が分ける明暗、弱気派には痛恨の一撃,イーロン・マスクPhoto:Pool/gettyimages

 テスラ株の保有を避けてきた多くのアクティブ型ファンドの運用担当者に「乗り遅れ」の痛みが広がっている。

 彼らがテスラ株の投資に二の足を踏むのは、桁外れに割高なバリュエーション、乱高下の激しさといった理由からだ。実のところ、8日の取引では5%近く下落し、ここ5カ月で最大の下げとなった。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が持ち株の10%について売却すべきかどうか、ツイッター投票で意見を募ったことが発端で、結果は「イエス」が多数となった。