娯楽・スポーツイベントなどを手掛ける米エンデバー・グループ・ホールディングスは、コンテンツ事業の過半数株を韓国の娯楽企業CJ ENMに売却することで間もなく合意する見通しだ。関係筋が明らかにした。映画「パラサイト 半地下の家族」に出資したCJ ENMは、ハリウッドでの足場を固めている。一部関係者によると、検討中のこの案件ではエンデバーコンテンツのコンテンツ事業の価値を9億~10億ドル(約1030~1140億円)と評価している。数日中に合意が発表される可能性があるが、最終決定ではなく、交渉が決裂する可能性もあるという。関係筋の1人によると、CJ ENMが同事業株の80%、エンデバーが20%をそれぞれ保有することが検討されている。